「サハリン旅のはじまり」山本淳一著(清流出版)で写真ページをお手伝いさせてもらいました。
先の戦争中、現在の韓国から当時日本領だった樺太(サハリン)へ家族とともに渡り、日本の教育を受け、戦後はソ連社会に生きるという波乱の生涯を送ったリン テファンさん。そのリンさんの今を、サハリンの美しい四季折々の風景とともに撮影しました。
著者の山本さんは医務官の奥様の仕事でサハリンに住んだ時リンさんと出会い、その人間性に惚れ込み、自然を知りつくしたリンさんとともに野山海川を歩き、その交流で感じたさまざまな感動のエピソードを綴っています。