「サライ」2月号のサライ・インタビューは、美濃市で本美濃紙を漉く澤村正さん(85歳)の仕事場におじゃましました。
昨年11月にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
おめでたいことですが、和紙の消費が落ち込み、回りがどんどん廃業して行く中、澤村さんが歯を食いしばって何とか存続させて来たというのが現実です。
和紙に限らず、こういう方々のおかげで何とか存続している伝統文化は数々あります。何とかならないものかとそのたびに思います。
さいわいこのイバラの道に飛び込んだ後継者たちも着実に育っているとのこと。
最近立派な若者に出会う機会が多いのは、気のせいではないと確信しています。
簀桁(すけた)を縦横に揺らす重労働
お天気をにらみながらの天日干し
一枚一枚入念なチェック