今月の「今、華の人」は、現在日本でただ二人の銭湯絵師の一人、中島盛夫さんです。
中島さんは現在67歳。26歳で独立してから銭湯絵一筋で生きてきました。
今も年間100軒の絵を描くそうですが、若い頃は月に25軒の絵を描いていたそうです。
朝仕事に入り、銭湯開店の午後3時までには男湯女湯の2枚を描きあげてしまいます。
確かに仕事が早い!
下絵や見本などというものはなく、ぶっつけ本番で一気呵成に描いていきます。
自分の代で終わりだと思っていたら、大学の卒論で銭湯絵を調べていた女性が入門して、現在見習い中とか。
たのもしい後輩も育ちつつあり、ますます意気盛んな中島さんでした。
完成した絵を前に
集中力の勝負
道具入れ。しびれます
パレット1
パレット2
完成後後片づけをするお弟子さん