今月は久野和洋さんのアトリエにおじゃましました。
毎月いろいろな画家の方にお目にかかりますが、いつも例外なく尊敬の念を禁じえない気持ちになります。なぜなら一枚の絵に立ち向かう大きな志と、気の遠くなるような根気のいる作業をもろともしない強い意志。そしてたゆまぬ努力。このすべてを持ち合わせない私はただ頭をたれるのみです。
久野さんもまさにそんな方のひとり。
20歳のときに見た「ゴッホ展」で画家として生きることを決意し、その後は逆境をはねのけ、強い意志と努力で大きな花を咲かせ久野さん。今も青年のようなみずみずしい心をお持ちです。
「絵画は生き方である。なりたい自分になるために一途に仕事をする。最前を尽くす」
壁に貼ってあった久野さんの言葉より。
壁には久野さんの人生の履歴が綴られている