少し気が早いのですが、DMも出来上がってきたので、写真展のご案内をさせていただきます。
この20年ほど、海外の写真を撮り展覧会を開くこと多かったのですが、数年前より日本をもう一度しっかりと見てみたいという気持ちが募るようになりました。
雑誌などの仕事で日本もずいぶんと歩き、知っているようなつもりでいましたが、あらためて訪ねてみると、ずいぶんと違った景色が見えてくるのに驚きました。
たとえば祭の日ともなると、普段は寂しい眠ったような街が、生き生きとよみがえり大勢の人で賑わいます。
古いものが、どんどん消えていく時代に何十年、何百年と受け継がれてきたものが、今も生活の中心にしっかりと腰を下ろしています。
そしてそこに満ちあふれる「はれ」の日のよきエネルギー。
閉塞感漂う今の日本に必要なのは、このエネルギーかもしれない。
そんなことを手がかりに撮影をすすめてきました。
今回の大震災は被災者の方々のみならず、多くの日本人の心に深いダメージを与えました。
しかし日本の人々や、それぞれの土地の持つ底力を私は信じています。
ささやかな写真ですが、見る方の心が少しでも晴れてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。