JTBの月刊誌ノジュールの連載「敗れざる者」今月は、元陸上長距離走者の永井順明さん。永井さんは中央大学在学中は箱根駅伝にも参加。6区で区間賞を取る活躍をした後、ホンダの陸上競技部に所属。しかし4年目に怪我の為、競技者としての生活に終止符を打った。
走ることへの思いを捨てられずにた永井さんに、視覚障害者の伴走をやらないかと声がかかる。ここで加治佐さんというパートナーと出会い、07年にはとうとう北京パラリンピックの日本代表の座をつかんだ。
現役時代は自分が目立てばいいと、考えていたという永井さん。でも今は人の為に走るということの、喜びをかみしめている。