新宿コニカミノルタプラザで開催された写真展「ふるさと晴れの日」が無事終了しました。梅雨空の中多勢の方にご来場いただき、この場を借りて御礼を申しあげます。
4年前の「佳き日」ではまだ伝えきれなかったことを、映像化できたかなと思っています。
笑顔で帰っていかれる方々のお顔に、私もまた次へ向かう勇気をもらいました。
今回併せて嬉しかったのは、隣のギャラリーで展示をしていた若き俊英との出会いです。ギャラリーAの土佐和史さんは職業カメラマンとして活躍するかたわら、こだわりの世界を展開しています。誰にでも分かるやさしい表現で、被写体の人々の魂の深い所まで降りて行くその技量には、私はもちろん同業の仲間も、みんなびっくりしていました。
またギャラリーBの神永悦史さんは、発展途上国の恵まれない子供たちに、身銭を切ってポラロイド写真を撮ってプレゼントする旅を続けている方で、後輩ながら頭のさがる思いがする立派な青年です。
こんな素晴らしい後輩たちがいるなら、未来はそう悲観することもないと、ほほえみが自然にこぼれる毎日でした。
展示も終わり撤去作業
若き俊英、土佐和史さん(右)と神永悦史さん(中)